いつかフランスを訪れてみたいな。
J'aimerais visiter la France un jour.
フランス語を勉強したいな。
J'aimerais apprendre le français.
フランス料理はあまり得意じゃないんだよね。
La cuisine française, ce n'est pas ma tasse de thé.
国としての「フランス」は大文字を使いla Franceと書きます。
言語としての「フランス語」は小文字を使いle françaisと書きます。
形容詞の「フランスの、フランス風の、フランス的な...」は小文字を使いfrançais(e)と書きます。
ここまでは割と知られた話ですね。
この先が問題なのです。
「私は日本人です」は大文字で書きますか、それとも小文字で書きますか?
難しい問題ですね。
大学入学した頃は大文字だと習いました。そう綴っていて困ったことは一度もありませんでした。
ただフランスに行って見ると、小文字が多いのです。そう、圧倒的に小文字が多いのです。
本国で観察をすると、Je suis japonais.と書く方が自然に思えてきます。
調べてみました。結論は...
人によります。どちらでも正書法では問題はないようです。
(ちなみにぼくは「小文字派」です)
じゃあ、「すごく魅力的なフランス人にパリで知り合ったよ」の時は?
J'ai rencontré un F/f-rançais charmant à Paris. どちらでしょうか。
これは間違いなく大文字です。Françaisが名詞で使われている時(フランス人)は絶対大文字です。
よく考えてみると、フランス人は大文字小文字をあまり意識していないし、さほど区別はしていないのです。
板書が全部大文字の教師も「le Ciel フランス語教室」にはいますし、本来なら「YAMAHA」と全部大文字で書かなければいけない会社名を、全部小文字表記してある例をギター雑誌では何度も見ました。
区別を知っていてしないのと、知らないから適当なのとは違いますね。
この機会に覚えてしまいましょう。