辞書に間違いや誤訳というのは必ず存在します。
「多分」のフランス語訳はpeut-êtreだと思っていませんか。
なぜだか日本全国で間違って伝えられている変な都市伝説です。
正解の訳は... probablementもしくはsans douteですね。
試しに目の前にあるLe Robert pour Tousという仏仏辞典を引いてみると「adverbe indiquant une simple possibilité=単なる可能性を指し示す副詞」だそうです。
そう、表しているのは「可能性」であって「可能性の高さ」ではないのですよ。
peut-êtreは「かもね、ひょっとしたら」と訳すのが適当です。
Il vient? - Peut-être.
この返事ならぼくなら待ちません。
Il vient? - Probablement.
もうしばらく待ちましょうか。
2011年5月30日月曜日
2011年3月28日月曜日
またまた久しぶりです
長らく更新していませんでしたね。
Ça faisait longtemps que je n'avais pas mis cette page à jour. です。いや面目ない...
順を追って考えましょう。
フランス語においては時の経過の表現は「最後に更新してから〜の時間がたっている」と考えるのではなく、「更新しなくなってから〜の時間がたっている」と考えるのです。
「長い時が流れているわけです、このページを更新しなくなってから」
Ça fait longtemps que je n'ai pas mis cette page à jour.
ただこの表現だと実はまだ更新されていないことになります。
昨日までだったら使えたんですがね。
正確に言えば、みなさんがこのページを読んでいる時点ではすでに更新されているわけなので、「長い時が流れていた(今は新しい記事を読んでいる)」ので時間的には過去に一つずつ移すほうが自然です。
現在形→半過去 半過去→大過去
「〜ぶりです」に対応する動詞はimparfait(半過去)「更新する」の方の動詞はplus-que-parfaitです。
Ça faisait longtemps que je n'avais pas mis cette page à jour.
とこうなります。
前にもこのネタ書いていたらごめんなさい。
Je m'excuserais si j'avais déjà écrit le même genre d'articles...
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