はさみ、靴、靴下、メガネ、コンタクトレンズ...
これらに共通することは、そう「二個一=2ケそろって一人前」ということですね。
Combien de chaussures as-tu acheté à Paris?
- J’ai acheté 5 chaussures.
パリで靴は何足買ったの?
- 5足だよ。
J’ai trouvé des chaussettes trouées. J’en ai jeté 3.
穴があいている靴下を見つけたから、3足捨てました。
ふつう靴は「2ケ」買うのが普通ですね。「5ケ」購入したとなると、片足の予備を買ったということでしょうか。
3ケの靴下を捨てたということは、片方には穴が開いていなくて、違う靴下と組み合わせて履くのでしょうか。
上記のような名詞を「1セット」という時にはune paire deという表現が便利ですね。
J’ai acheté 5 paires de chaussures.
J’ai jeté 3 paires de chaussettes.
質問する時も、
Combien de paires de chaussures... ?
が誤解のない自然な疑問文ですね。
ちょっと気になって調べてみました。
シャツやズボンはどうなっているのでしょう。
どうやら昔は複数形が基本であった時代があるようなのです。(英語ではtrousersですからね)
片一方だけを取り上げる機会が少ないために単数での使用が可能になっていったようです。
最近の変化としては、はさみ(= ciseaux)が単数形で使われることも増えてきました。
Tu as un ciseau à me prêter, stp?
(はさみ貸してくれない?)
これだから言葉の勉強は止められない!