フランス語を勉強していると、最初に「ややこしいなあ」と思うのが男性名詞と女性名詞の区別ですよね。
問:どうやって区別するの。
答:覚えるしかありません。
問:フランス人はどうしているの?
答:暮らしの中で(成長過程で)自然に覚えています。
問:全部男性名詞で使っちゃダメ?
答:だめではないですが、性別の区別がある方がヨーロッパの言語では普通なのです。むしろ英語が例外です。もちろん、特殊な例を除いて理解はしてもらえます。
問:新しい単語の性別はどうやって決めるの?
答:自然に使われていくうちに自然に決まっていきます。主に男性名詞になります。女性名詞として使われるには「強力」な理由が必要です。
tempuraは多くの場合「女性名詞」として使われます。同じ食べ物つながりのpazzaが女性名詞で、同じくaで終わっていますね。
問:どっちでもいい単語って存在しないの?
答:あります!昨日のブログに出てきたapres-midiを辞書で引いてみてください。
男(時に女)と書いてあるのです。では「その時は、いつ?」と思いますよね。
人によるのです! un apres-midi、une apres-midi、どちらも正解です。