2009年7月13日月曜日

大事なことは最後に言おう!

慣れないとかなり難しいのですが、いったん慣れるとそれなりに何とかなるもんです。
まっ、なんでもそうですね。

フランス語を話す時に気をつけたいこと:
大事なことは最後に言おう!

Quand est-ce que tu as dîné avec ta professeure? (最近の「女性教師」を表す表現です)
  - Hier soir, j'ai dîné avec ma prof Julie.
Avec qui est-ce que tu as dîné hier soir?
  - Avec Julie, j'ai dîné hier soir.

こんな話し方をしていませんか。残念ながら「通じてはいます」がそれだけです。とっても気持ちが悪い会話になってしまっています。

「いつ?」に対しては「昨日の夜」、「誰と?」に対しては「Julieと」が答えのポイントになるのですよね。
フランス語の文では、一般的に後ろに行けば行くほど「重要度」が高くなります。
逆も真なりで、文頭にあるものは重要度がとても低く「既知」の情報として扱われます。すなわち、なくてもいい情報と認識される訳です。

という訳で、上記の質問と答えを入れ替えれば正しい受け答えになります。

Qu'est-ce que tu as fait ce matin?
  - Ce matin, j'ai fait la grasse matinée. Je n'ai rien fait de particulier.

J'ai fait la grasse matinée ce matin. と答える前提の疑問文は、
  - Quand est-ce que ... ?
なのです。

美しい話し方ではないですが、la grasse matinée だけ答えるのもひとつの方法です。

最後になりましたが、faire la grasse matinéeは朝寝坊をする、ではないですよ。
おわかりにならなければle Ciel フランス語教室までご連絡ください。